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追加種目の「大本命」とされてきた野球・ソフトボールが、2008年北京五輪以来、3大会ぶりに五輪の舞台へ復帰する見通しとなった。

ともに金メダルが狙える国内屈指の人気スポーツだが、追加種目が乱立した影響も避けられない。

 最大の懸案は、出場チーム数が北京五輪の「8」から「6」へ減少したことだ。

特に野球は日本代表「侍ジャパン」の試合数が必然的に減り、1試合5万人規模の入場料収入とテレビの高視聴率が見込める「ドル箱」への影響は必至だ。

 ネックになったのは選手数。野球だけで1チーム24人で計144人と追加種目枠500人の3割近くを占めた。

組織委幹部は「そこが議論になった。悩ましい選択だった」と打ち明けたが、理事会では「6チームはありえない。面白くない」と率直な反対意見も出た。

盛り上げや収入面で開催都市に“うまみ”をもたらすという本来の提案権の趣旨を生かし切れなくなってしまった。

 野球の国際大会は北京五輪以降、米大リーグが主導する国・地域別対抗戦「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」へと主軸がシフトしている。

そのWBCが、13年の第3回大会で予選を新設して出場数を28まで増やすなど拡大路線にかじを取っているのとは対照的。

米国やキューバ、第3回WBCを制したドミニカ共和国などの北中米、アジアの韓国や台湾、さらにオランダなどの欧州勢を考慮すれば、出場権をどう配分するかも一層難しくなった。

 他国チームにも一部現役大リーガーが出場するWBCは、大リーグ挑戦を目指す日本国内のプロ選手にも高いモチベーションとなってきた。

日本が連覇した第2回大会で活躍したダルビッシュ有(レンジャーズ)、第3回大会の田中将大(ヤンキース)らはその後まもなくして海を渡った。しかし、シーズン中の開催となる東京五輪で、大リーガーの参加は現実的ではない。

 いわば中途半端な五輪への復帰。これで国内の盛り上がりだけでなく、国際的な普及に果たす役割や、20年以降の五輪での存続にどう道筋をつけるのか。難題を先送りにしたような判断にも思える。(田中充)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150929-00000081-san-spo
元スレ:【東京五輪】追加提案 野球・ソフトはわずか6チームの争いに!「6チームはありえない。面白くない」
http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1443486451/